ビーチグラスと和紙を
楽しむ
(鎌倉市和紙店 社頭より購入)
和紙は日本の古来より伝統を守り、今の時代においても和紙のその用途は発展しています。
和紙の種類も多く美濃和紙、越前和紙、江戸和紙、各地で独自性があり、白川郷合掌造りの
家では障子紙は雨でも丈夫です、和紙は厚さや色も多く種類が有り又、日本独自の柄模様も有ります。
ビーチグラスランプの本体にこの和紙の特徴を生かして使用しましたのは、ランプの(省エネルギー電球)
明かりを日中に消しても、又、太陽光が裏側に無く正面でも、美しい置物で観賞出来るビーチグラスランプ
として、楽しめる物を作りました。(ユキ式は柄和紙の使用が特徴です)
2)教室期間中は月に1回~2回で1回3時間です。
3)材料は自分たちか教室で準備をします。
4)個人が無い工具は教室で準備しています。
5)接着剤等の不足は仲間か教室で準備します。
円錐形ビーチグラスランプ(基本)
材料の準備
① ビーチグラス(数量デザインに依る
② 化粧の和紙(エンボス加工が良い)
③ コルクボード板3ミリ(A3サイズ)
④ アルミテープ (内面貼り)
⑤ 電気器具(省エネルギー電球)
⑥ 電気器具取り付 け台
⑦ 形紙
主な工具
ハサミ(大、小)、カッターナイフ、瞬間接着剤、
和ノリ、コンパス(大型)、鉛筆、物差し、ラメノリ、
+ドライバー、電線押さえ釘、サンドペーパー、
(安全の注意)
⑴ 安全対策が必要で電球と本体の間隔と熱気が逃がせる構造にする。
⑵ カッターナイフで切り抜きは刃物の手前に指や手を置かない。(筒の内側につぶれ無いように新聞紙等を詰める)
⑶ 瞬間接着剤の使用には目や指に付け無いようにする。
本体を作る
⑴ 円錐の大きさを決める。
⑵ 形紙を円錐形に丸める大きさ決めて、高さを決めて上下を水平に切る。
⑶ コルクボード板の上に形紙を載せて、形紙と同じ扇形にコルクボード板切り取る。
⑷ コルクボード板を円錐形に丸めて、輪ゴム、ひもで固定する。
⑸ つなぎ目を瞬間接着剤でつけて、乾燥したら継ぎ目の段差が無いように削る。
本体の内側に断熱をする
⑴ アルミテープを立て貼りか横貼り決めてテープの長さを決めて切る。
⑵ 内面アルミテープを貼る(のり付き)
グラスの配置をデザインする
⑴ デザインに合わせてビーチガラスを本体の上に置く。
⑵ ビーチガラスの外周を描く。
⑶ 本体に描いた絵を切り抜く。
仮合わせ
⑴ ビーチガラスを切り抜いた場所に入れる。
⑵ 並べたビーチガラスの上から透明テープで貼る。
⑶ 透明テープに付いたビーチグラスを外す。(外した場所の印を付ける)
和紙を貼る
⑴ 本体の外側面に和紙を和ノリで貼る。
⑵ 内側に縁15ミリまで和紙をノリで貼る。
⑶ ビーチガラスの合わせ位置の和紙を切り抜。
ビーチガラスの固定
⑴ 切抜いた穴にビーチガラス合わせてラメのりで縁取りする。
(光漏れないようにラメのりでシールする)
⑵ 2~3日置いてビーチグラスと和紙すき間が発生した場所にラメのりで補修
⑶ ラメのりが乾くまで置く。
⑷ 本体の裏側下面に電線用の穴を切り欠きする。(熱を逃がす大きさが良い)
電気器具と取り付け台
1)木材の平板で四角かお盆を裏返して使用する。
⑵ 電気器具はメーカーの完成品(安全の為、照明は省エネルギー電球)
⑶ 取り付け台に電気器具を取り付け木ビスで固定する。
⑷ 省エネルギー電球をセットして、電源を入れ点灯確認。
⑸ 電気器具に本体をかぶせるて完成
角錐形の製作
① 作業は円錐を参考にする。
② 初心者向けで切抜き作業中の危険性が少ない。
ビーチグラスのデザインと仮保管
⑴ デザインした紙の上にビーチグラスを並べる。
⑵ 下紙に貼り付かないように透明テープで上から貼る。
⑶ テープをはがし本体に置き直す。
⑷ 濃いめの鉛筆かボールペンで1個ずつ本体に
ビーチグラスを写す。
⑸ 本体に写したビーチグラス線を切り抜く。
⑹ 元のデザインに合わせてビーチグラス置きテープを貼て、
仮保管する。
ビーチグラスの組み合わせを楽しむ
窓掛けソーラー式
材料の準備
① ビーチグラス(デザインに依る、濃い色の良いもの20枚~30枚)
② デザインした絵紙
③ 化粧和紙(デザインに合わせた大きさ)
④ 本体用厚紙(3㎜位の厚み貼り合わせる、大きさはデザインに合わせる)
⑤ ラメノリ、和ノリ、瞬間接着剤
主な工具
ハサミ(大、小)、カッターナイフ、
ボールペン、鉛筆 、
製 作
⑴ 本体の厚紙を円形にi加工する。
⑵ 本体に和紙を貼る(裏側まで貼る)
⑶ 和紙が乾いたらデザインした絵紙を載せる (のりで接着しない)
⑷ デザインした絵紙の上にビーチグラスを置 き、グラスの外周を描く
⑷ デザイン紙に描いたビーチガラスの線上を和 紙と厚紙まで重ね切り抜。
⑸ 全部切り抜いたら残ったデザインした絵紙を
外す
⑹ 切り抜いた場所にビーチガラスを固定する。
(瞬間接着剤で2点付け)
⑺ ビーチガラスと和紙の合わせ目にラメのりで
シールする。
⑻ ラメのりが乾いたら完成
(作品の注意 ラメのりは水に溶ける、高熱に溶ける)
窓置き額ソーラー式
材料の準備
① ビーチグラス(なるべく平で厚さが薄めでデザインに合わせた色の濃い物
(30枚~50枚)
② A4の厚めの化粧和紙(デザインに合わせた背景用)
③ A4用額縁、
④ 透明アクリル板(板厚は大きさに依るA4サイズで厚さ0.5~1㎜)
⑤ ラメノリ、和ノリ、瞬間接着剤 、木工ボンド
主な工具
ハサミ(大、小)、カッターナイフ、 ボールペン、鉛筆 、
製作の注意点
⑴ 作品のビーチグラスが多くなると重量が有りアクリル板が重さで曲がるので
厚いアクリル板が必要です。
⑵ 額の大きさに合わせたアクリル板を使用。
⑶ 和紙は厚めで光を通さない物。
製作方法
⑴ 透明アクリル板上にビーチグラスを置き、固定後図のバックを埋める方法。
⑵ 透明アクリル板上にバックの和紙を全体に貼り、図柄に合わせたビーチグラス置き、切り抜き方法。
製 作 方 法(1)
⑴ 透明アクリル板の下にデザイン画を固定。
⑵ 透明アクリル板の上面にデザイン画に合わせ たビーグラスを置く。
⑶ ビーチグラスを瞬間接着剤で2ヶ所~3ヶ所 を固定する。
⑷ すべてビーチグラスを固定する。
⑸ 固定したら背景用の和紙を上に載せてビーチ グラス部を切り抜。
⑹ 切り抜た和紙とアクリル板に薄めの木工ボンドを塗りアクリル板に和紙を貼る。
⑺ グラスと和紙のすき間にラメのりで縁 取りする。(裏からの光漏れを無くす)
⑻ 2~3日置いてビーチグラスと和紙すきが発生した場所にラメのりで補修。
⑼ ラメのりを乾くまで2~3日ラメのりが流れ ないように平に置くける。
⑽ ラメのりが乾いたら額に入れ完成。
材料の準備
① 2リットルの空ペットボトル
② 厚紙、コルクボード(厚さ2ミリ以下)A4サイズ
③ 和紙(A4以上サイズ)、下書用紙
④ 瞬間接着剤、和ノリ、ラメのり
⑤ 両面テープ
主な工具
① カッターナイフ(大、小)、ハサミ、
② 濃いめ鉛筆、ボールペン、定規、
③ ピンセット、輪ゴム、紙ハサミ(洗濯ハサミ)
製作
⑴ 空のペットボトル上部をA4紙横の高さでカッターナイフと
ハサミで切る。(ペットボトルの平面で高さを決める)
⑵ 幅はペットボトル本体の裏側の角までで切る。
(角4面のうち表面の2角のみ折りで脇面は平面のみ)
⑶ ペットボトル表側と厚紙かコルクボードの裏面に両面テープを貼る。
⑷ 厚紙かコルクボードの裏面に両面テープ上紙を
はがして張り付ける。
⑸ ペットボトル外側に合わせて厚紙曲げて、クセを付けると良い。
(ペットボトルの角を少しずつ折り曲げる)
⑹ ペットボトル本体正面の厚紙かコルクボードを
洗濯ハサミや輪ゴムで仮固定する。
⑺ ペットボトル本体に和紙を貼る。(完全に乾くまで待つ)
(和紙は厚紙かコルクボードの板厚分上下の縁まで巻き込む)
⑻ 別用紙にデザインに合わせて、ビーチグラスを並べグラスを決める。
⑼ デザインに合わせてビーチグラスを本体に当てグラスの外周を
和紙の表面に描く。(ボールペン、濃い鉛筆)
⑽ 全数が描き終わったら、線上に沿って和紙と厚紙だけを切り抜く。
⑾ 切抜きした穴にグラスを取り付ける。(2~3ヶ所に瞬間接着剤で固定)
⑿ グラスと和紙のすき間にラメのりで縁取りする。
(ラメのりの色をデザインに合わせる)
⒀ ラメのりが乾いたら完成。(乾燥は2日~3日置く)
(注意事項) 本体のペットボトルが軽く、ビーチガラスが重く、バランスが
悪い物は、ペットボトルの中に重い物を入れると良い。